北海道最高峰、大雪山旭岳に登る。
登山口までは自転車で。そこから先は、ロープウェイを使わずに歩いて登る。
結果、夜明けからほとんど日没まで連続行動することになり、肉体を限界まで使役した。
連休初日、旭岳に登山客は多かった。
2291m。5合目以降は、さすがに心得のある人ばかりのようだ。
ふもとは晴れていたが、途中から、強風と雨で、皆、ずぶ濡れだ。
そして山頂は、氷点下だったかもしれない。
大きな自然のなかにあって、しかし私の興味は「人」に向いている。出来上がる詩がそう言っている。登山中に限らず、それが私の態度なのだと思う。
心を奪うような、人間の笑顔に、いくつも出会った。
写真。左の東洋人が私。右の西洋人と、8合目以降、いちばんきついところを共に登り、標高2000mの友情が生まれた。
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